自分史年表
最近静かなブームとなっている自分史の作成。自分史を作成するための準備として有効な手段が「自分史年表」づくりです。
年次ごとに自身の出来事を書き出して、自分の歴史を年表の形にまとめるわけですが、これ自体が記録として意味を持っています。
次にこの自分史年表をもとにして日記や手帳、手紙、写真、家計簿などを集め、記憶を掘り起こしたり、曖昧な記憶の裏付けや肉付けを行う情報とします。
もし可能であれば、これを機会に思い出の場所を訪ねたり、懐かしい人に会うのも有益です。自分史年表をつくるための手段として様々なパソコンソフトが用意されています。
フリーソフトも多数あり、有料ソフトを提供する業者の中には作成代行を請け負うところもあります。
その他、各種の年表を共有するSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)や家系図づくりをアドバイスするサイトもあります。
そのどれもに共通しているのが前述の個人情報に社会情報をリンクさせられる点です。例えば、時事ニュースや流行歌、物価、テレビ番組、ヒット商品などです。これまでの人生を時代と結びつけることで、記憶を甦らせたり、自分史に奥行を与えることができます。
もちろん、もっと手軽に自分史年表のテンプレートを利用したり、ノウハウ本を参考にする、カルチャーセンターの講座に参加する、自費出版業者のサポートを受ける、といった方法もあります。