自分史の作り方
今流行りの「自分史」は、いったい何をどう書けば良いのか迷ってしまいます。確かに、自分だけの歴史を書き綴った書籍というのは、自分が生きてきた証を残すことができる大切なものではあるのですが、作り方が少し難しいイメージがあり、なかなか手が出せません。
自分史の作り方は、まず4段階に分けて考えることができます。まず最初は、自分の年表を作成するところから始まります。年表というのは、何年に何があったかなどを表したもので、生い立ちなどをわかりやすくまとめたものでもあります。この時に、日本のニュースなどの年表を一緒に作成して、照らし合わせながら考えていくと、自分史が書きやすくなってくるのでオススメすることができます。
自分の年表を作成したら、次はその年表にどんどんメモを入れていってください。どんな友達がいたか、どんな気持ちだったか… この時に、資料を集めながら行うとよりわかりやすくなってきますし、年表に背景をつけていくことができます。自分史では、自分の不安定な気持ちなども書き綴ることができますし、どんなときにどんなことで迷っていた、などをメモを残しておくと良いです。
年表にメモを入れたら、テーマを作成していきます。このテーマが、自分史の作り方の中では1番重要な役割を果たします。メモからできたテーマというのは、大まかな目次の役割を果たしているのです。目次はちゃんと後から決めるにしても、テーマのことについて書いていくわけですから、非常に重要なのです。メモを元に…簡単なテーマで構いません。簡単で、さらに言えば言い切るようなテーマだと文章を構成する上でも書きやすくなってくるものです。
例えば…生まれて最初の誕生日とか、100日記念とか…
小学校の思い出を書き綴るにしても、1番印象が残っている部分をテーマに持ってくると、自分で書くときにも、実際に作るときにもわかりやすいです。
テーマを作成したら、メモをどんどん膨らませて、そして繋げていけばよいだけなのです。ある程度文章ができたら、自費出版という形で、出版会社に依頼をします。自費出版だからと言って、1冊のみということはできません。だいたい5冊~10冊は出版しなければいけない場合も多いですので、依頼をする時には注意してください。