自分史.com

自分史 書き方

自分史の書き方について簡単に説明します。先ずは準備が必要です。

1)テーマの設定 自分が伝えたいメッセージを見つけることで、書きやすくなり、全体がまとまって読みやすいものが出来上がります。
例えば父母、友人、先生、先輩、伴侶などへの感謝の気持ち、仕事(事業)を通じて得た自身の哲学や人との関わり、などです。昔から気になっていること、家族によく話していること、人生で感動したことや苦労したことなどを、箇条書きにして1つか2つに絞り込みます。

2)資料の整理 年次ごとに時事ニュース、自身の出来事、友人・知人の名前を記した年表を作成する。それをリアルに思い出させてくれる写真や手紙、日記、パスポート、給与明細表、記念品、レコード、愛読書などを集めておく。

3)目次づくり 有名人の自伝などを参考に構成とそれぞれの主題を決めます。

次に文章の工夫として、
1)正確でわかりやすい文章にするために一つの文章を短くします。
2)友人・隣人・知人などを登場させて変化をつけ、短調にならないようにします。「 」を使った直接話法を採り入れるのも手です。
3)漠然とした記憶では読み手の興味を欠き、記録としての価値も損なわれます。できるだけ固有名詞や数字を入れた具体的な記述を心がけましょう。

自分史の書き方を詳しく知る手段としては行政が催す講座、カルチャースクール、関連サイト、HOWTO本、自費出版業者によるサポートなどがあります。